NEJE master 2S plusと雑記

趣味で始めたレーザー工作についてと日記

【導入編】ハニカムテーブルの代替品

ハニカムテーブルとは

レーザーカッターの画像でよく下に敷いているハニカム形状の下敷き?をハニカムテーブルといいます。これを使う理由は以下のようなものが挙げられます。

・素材と下敷きの間に熱がこもる(orレーザーの反射)ことのよる焦げ防止

・切断した素材が落下し不用意にレーザーに触れるのを防止

・床orテーブルの保護

 

レーザーカッターによっては初めから付属しているものもあるようですがNEJEにはありません。

AliExpressで探すと数千円で買えるものが多く、普通にそれを用意すればよいのですが、今回購入したNEJE Master 2S plusの加工エリア440mm*255mmにちょうどよいサイズが見つからないのです。

無駄なスペース・無駄な出費を作りたくなかったのでどうしようかと悩んだのですが、レーザー加工をされている他のブログで剣山型ハニカムテーブルを拝見したので真似させていただきました。

 

○自作テーブルの作成

まず材料ですが

・必要サイズのベニヤ(今回は加工エリアに合わせています)

・セメント流出防止用の角材(今回は1cm角ですがもう少し高い方が良い)

・平頭の釘(長さは角材から頭が出るように長く)

・セメント(何でも良いです。ダイソーでも)

・瞬間接着剤(金属と木材が接着できるもの アロンアルファ使いました)

 

完成品が以下となります。

すでに使用しているものなので劣化し、ヒビや焦げ付きがありますが機能は果たしています。

作成手順としては

①ベニヤの上に釘を逆さまに、等間隔で接着する。

今回は2cm間隔で並べましたが、これで問題ないかと思います。

この後セメントを流し込んだときに倒れないようにしっかり接着してください。(泣きます)

本数が多くて疲れます。頑張りましょう。(泣きます)

 

②ベニヤの四方を角材で囲い、接着する。

セメントの流出防止ですので、隙間は作らないようにしましょう。

 

③セメントを流し込む。

購入したセメント説明どおりに水を混ぜ、流し込みましょう。

このとき中途半端な接着をしていると釘が倒れて泣きます(泣きました)

 

④セメントが硬化したら完成

 

結論としてこの自作ハニカムテーブル(ハニカムではないが)、十分に働いてくれています。

欲を言えば釘の高さが正確に揃っていれば木材を動かしたときにひっかかりがなくスムーズなのですが。

ちなみに参照元のサイトでは釘の長さを旋盤で精密に揃えていました。

私にはそのような設備も、金属用ヤスリでそれを数百本の釘にする時間も根気もありませんでした。

皆さんはお金さえあればおとなしくハニカムテーブル、買いましょう。