NEJE master 2S plusと雑記

趣味で始めたレーザー工作についてと日記

【導入編】開封と組み立て

開封

さて、はるばる中国から配達されてきましたNEJE。約2週間での到着となりました。梱包はけっこう厳重で凹みや大きい汚れは見当たりませんでした。国際便はなんとなんくドキドキしますね。不具合があったときの連絡なども面倒ですし...

 

開封した状態が下の写真。緩衝材ですべてのパーツが仕切られており、これで破損等はそうそうないでしょう。いやーわくわくしますね新しい機器というのは。バイクやクルマの納車みたいな感覚です。

 

緩衝材をどけていくと高級感のあるメタルフレームが顔をのぞかせます。低価格帯の商品ですが安っぽさは特に感じないですね。もう最近は中華メーカーの方が品質、価格ともに上と思います。国内メーカーにこだわっている家電なんか家にはなくなりましたね。

 

同封物は以下のような物がありましたね。使っていない小物などは挙げきれませんが。

メタルフレーム×2

・レーザーモジュール

・保護メガネ

・組み立て用六角レンチ

・試しプリント用の紙

・フレーム固定用アングル

・ACアダプター

・PC接続用のケーブル

・説明書

 

保護メガネは大事ですね。買うと数千円はしますのでありがたいです。仕事柄、建設現場に行くことがあるのですが溶接の光など遠目に見ても目がやられますからね。

説明書は10ヵ国語で書かれており厚さの割に内容は貧弱です。分かりにくい組み立て手順が4p分しかありません。説明書内でもマニュアルのQRコードが載っているのでそちらを参照するのが基本になりますね。最近では主流になりましたが紙の説明書も好きなんですよね...

ですが、組み立ては本当に簡単でこんな説明書でも十分に事足ります。赤い矢印の4箇所を付属の工具で締め、レーザーモジュールのコネクタを2箇所差し込むだけです。

QRコードの先は英語のwikiとなっておりますので、翻訳を駆使しましょう。そこから専用ソフトウェアもダウンロードできます。

 

○組み立て

組み立てですが、先の述べたように非常に簡単です。

まず完成後の状態がこれ。

この状態にするのに必要なのは下の写真の4箇所のボルト締めがまずひとつ。(黒いフレームにホコリが映えてますがご容赦ください...)

次に2箇所のコネクタの接続です。あとはACアダプタとPC接続用のケーブルを差し込みですね。

あとはこれがレーザーモジュールなのですが、これを取り付けます。後付のエアアシス用ノズルがついていますが、本来は右側においている保護カバーが取り付けられています。

取り付けには下の六角のネジを締め上げて、モジュールを横方向に押さえつけます。

今後レーザー加工する際には、切断か刻印、また素材の厚さによってモジュールの高さを変更する必要があるのですが、毎回この作業は面倒くさいですね。あと微調整も効きません。

必要な高さの土台を作ってそれにモジュールを載せて締め付けてもやはり若干はずれますし、正確に直角が出ているかも不安です。NEJE以外の機種ですとダイヤル式で微調整できたりもするので、その点は不満です。


組み立ては以上となるのですが、注意点です。

組み立て後にACアダプターを取り付け電源が入ると勝手にファンなどが駆動します。まずここでびっくりします。

さらに電源ボタンかと思って横の赤いボタンをポチポチしていたら、いきなりテスト刻印が始まります。

下に何も敷いていないと床やテーブルが焦げますので、組み立て後には下にレーザーカッター用の土台を敷きましょう。(ハニカムテーブルなど)

私はたまたま下にMDF材を置いていたので事なきを得ましたが、冷汗ものでしたね...

ちなみに下の画像がテスト刻印です。このときはモジュール高さを調整していないので精度が悪いですね。初めて見たのでこれでも感動しましたけど。

周りの歯車はその後に練習で使ったものですのであしからず。