NEJE master 2S plusと雑記

趣味で始めたレーザー工作についてと日記

NEJE master 2S plusの購入

○NEJE購入までの検討

いざレーザー加工機を購入しようとなった時、最近では非常に安価に手に入る機種が多数存在し、迷います。

もちろん国内メーカーが出しているそれなりの価格帯のものを選べば、購入段階での安心や、アフターフォロー、品質、ネット上の情報量の面などでも間違いはありません。

しかし使ったこともない趣味嗜好での機器に数十万を出す勇気は私にはありませんでした。

海外通販サイトで海外製の機器を買えば国内メーカー品と比較し半額以下で、数倍の出力を持つ機種を手に入れることができるのです。

幸い海外通販サイト(今回はAliExpress)の利用経験はありましたし、国内での情報が少ない海外品を試行錯誤しながら使うことに抵抗はありませんでした。

そのため購入の際には以下の機種を検討していました。

・FABOOL Laser Mini

国内メーカーであり安心感がある。出力3.5W、加工エリア300*230mmで約8万5千円。

機種選定の条件として5mmのMDF材を切断できることを考えていましたが、そのためには5W程度の出力が必要なようでした。(メーカーページの検証より)

そのため価格の面でも性能の面でも却下です。

・SCULPFUN S9

中国のメーカーで5.5Wの出力。加工エリアは410*420mmのもので約4万5千円。

やはり海外製になると安いですね。出力も十分。比較的YouTubeなどでも多くの紹介動画があ挙げられており安心感はある。

迷ったが次に上げるNEJEに勝る要素がなかったので却下。

・NEJE Master 2S plus (A40640)

実際に購入したのがこれ。

こちらも中国のメーカーで10Wの出力と255*440mmの加工エリアで約5万5千円。

なおMaster 2S plusではレーザーモジュールが選択でき、他にはA40630の5.5W出力のものなどがある。もちろん低出力のもの価格も安い。

○NEJEを選んだ理由

上記の候補から最終的にNEJEを選んだわけですが、正直なところ価格と出力によるところが大きいです。10Wでこの値段は他にないと思います。

他にはL字型のフレームで使わない時に収納しやすそうだなーとか、NEJE独自のレーザー加工用ソフトウェアがあり調べた限り直感的に使えそうだなと考えていました。

(実際には気軽に収納できるような状況にはならないのですが、これは別の記事にしたいと思います。)

実際、このソフトウェアは非常に便利で初心者でも簡単にレーザー刻印が可能でした。しかし切断や精密な位置決めなどは不得意なようで、私は他のソフトと使い分けしています。

 

しかしL時フレームというのは正確に直角を出せるのか、安定性はどうなのかなど不安もありました。

あとは専用のエアアシストツール(これも別記事で説明)が見つからず、自作の必要があるのかもなどと面倒になりそうな予感はありましたが、何事も経験と思い購入を決断しています。

 

○購入

AliExpressでNEJE.storeから出品されているものを購入しました。

私が英語を苦手としているのでこれがはたして公式ストアなのか判別できませんでしたが、NEJEのツールを専門的に出品しているようでしたし、評価も上々であったため決断しました。

他の出品者も価格はほぼ横並びでしたので、変に安すぎたり評価が悪いなど日本のAmazonでするような判断基準で問題ないかと思います。

 

海外通販サイトは最初こそ不安や抵抗がありますが、慣れてしまえば安さや目新しさで楽しいものです。

AliExpressやBanggoodなどは日本語対応ですのでアカウント登録などは問題なくできるかと思います。

しかし商品ページはもちろん英語なので、翻訳ツールを使うか自力で読みましょう。

 

購入から約2週間後に到着しました。梱包も厳重で安心しました。

なおAliExpressでは受け取り後に受け取り連絡のようなものをサイト上でするのですが、これをしてしまうと商品に不備がなかったことになりますので、しっかり内容確認してからにしましょう。最悪連絡をしなくても数週間後に勝手に処理されますので、それでも問題ないかと思います。

購入者は購入確定時に支払いを行うのですが、そのお金は一旦サイト側が預かり、上記の連絡を受けて初めて、出品者側はお金を受け取れるようです。(たぶん)

 

組み立てや加工の準備などは追って書いていきます。